野菜の価格高騰が続いています。例年ならお手頃価格で手に入る旬の野菜も、目を疑う価格が付けられてスーパーに並んでいます。そんな時に頼れるのが、安定した価格で購入できる「冷凍野菜」です。
今回は冷凍野菜の魅力にフォーカスし、おすすめの活用レシピもご紹介します。
冷凍野菜の魅力とは?
価格が安定している
冷凍野菜は旬の時期に採れたものや、海外で栽培したものを使っているため、野菜価格の高騰に左右されることが少なく、安定した価格で購入できる点が大きな魅力です。特に、野菜不足が気になる時期でも手軽に入手できるため、家庭の食卓に必要な栄養をバランス良く取り入れることができます。
下ごしらえの手間が不要

冷凍野菜はすでにキレイに洗ってあり、皮むき・アク抜きなどの下処理も済ませて、使いやすいサイズにカットしてあるので、包丁やまな板いらずで手間を省けます。
油通しや加熱なども済ませた商品もあり、パッケージから取り出してすぐに料理に使えるのが魅力です。
栄養を逃さない保存方法
冷凍野菜は、旬の時期に収穫された野菜をすぐに冷凍することで、栄養素をほとんど失わずに保持できます。たとえばリコピンが含まれるトマトや、ビタミン豊富なアスパラガスなどを冷凍することで、新鮮なものに近い状態で利用することができます。
さらに、加工時に蒸したり湯通ししたりすることで、調理中の栄養流出を最小限に抑えた商品が展開されています。これは、忙しい毎日でも手軽に栄養を摂取できる点で注目されています。
少量ずつ使えてムダにならない
冷凍野菜は袋から出してすぐ使える状態でパックされているので、少しだけ野菜を足したい時にも便利です。
色々な種類の野菜を少しずつ使うような料理は、準備が面倒で敬遠しがちですが、冷凍野菜なら挑戦しやすいです。
食材ロス削減にも貢献
冷凍野菜を活用することで、家庭での食材ロスを大幅に減らすことが可能です。冷蔵保存では使い切れなかった野菜が傷んでしまうケースも多いですが、冷凍野菜なら長期間保存ができ、必要な分だけ使用することができます。これにより、食品廃棄を減らし環境保護にも貢献できます。
冷凍野菜を使えばお手軽!ちょっとおしゃれな野菜レシピ
バリエーション豊かな野菜を少量ずつ手軽に使えるという冷凍野菜の特徴を活かし、ちょっとおしゃれなレシピをご紹介します。
簡単ラタトゥイユとアレンジ

ラタトゥイユは、トマト、ナス、ズッキーニなどを煮込んで作るフランスの定番家庭料理です。
上記の冷凍野菜は単品もミックスもあるので、多種類の野菜を下ごしらえする手間を省くことができます。
粗みじん切りにしたタマネギ(これも冷凍でOK)と一緒に塩味で煮込んで、仕上げにオリーブオイルやハーブを加えると、本場フランスの味が簡単に再現できます。
ラタトゥイユはサラダに添えて良し、パスタソースとしても使え、他にも多彩なアレンジが可能です。目玉焼きを添えてシャクシュカ風。パンに載せてブルスケッタ風。チーズを載せて焼けばムサカ風など、色々アレンジも効きます。
冷凍ミックス野菜のスープ
冷凍ミックス野菜はスープ作りにも最適です。鍋に冷凍野菜、コンソメ、好みの食材(例えば鶏肉やベーコンなど)を入れて煮込むだけで、栄養満点のスープが完成します。
また、野菜と肉類をオリーブオイルやバターを絡めて小麦粉や米粉をまぶして炒めてから、牛乳とコンソメを注ぎ込んで煮込めば、ダマを作らずにとろみのついたシチューが手軽に作れます。
野菜たっぷりキッシュ
キッシュも冷凍野菜を使うことで驚くほど簡単に作れます。市販のパイシートと卵と牛乳を混ぜた液、とろけるチーズを用意し、冷凍ミックス野菜や冷凍ほうれん草を具材として加えれば、彩り豊かな野菜たっぷりのキッシュが完成します。
豪華に見えるベジタブルタルタル

冷凍の角切り野菜ミックスを使った「ベジタブルタルタル」は、おもてなしの席で手軽に華やかさを演出できる一品です。解凍した角切り野菜を使い、トマトやアボカドなどを彩りよく混ぜて、オリーブオイルやレモン汁で和えるだけで完成します。
丸いセルクル型で形を整えたり、ガラス容器に入れてヴェリーヌ風にしたりもオススメです。
彩り豊かな野菜ピクルス
おもてなしの際のサイドメニューには、彩り豊かな野菜ピクルスもおすすめです。冷凍野菜を使うことで、手軽に色とりどりのピクルスを作ることができ、常備菜としても役立ちます。
例えば、冷凍パプリカや冷凍カリフラワーをさっと酢漬けにすると、爽やかな酸味とともにシャキシャキ感を楽しめます。
サラダにそのままプラス
冷凍野菜はサラダにそのまま取り入れるだけでも、普段のサラダに彩りとボリュームが加えられます。
たくさんの種類の野菜を切りそろえるサラダは中々面倒で、少しずつ多種類の野菜を買うと意外に高くつくものです。
冷凍野菜の保管と上手な使い方

冷凍野菜を効果的に保存する方法
冷凍野菜は、その鮮度や栄養を長期間維持できる便利な食品です。しかし、効果的に保存するにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。
一度使った冷凍野菜は、できるだけ空気に触れないように袋の空気を抜き、密封することで品質を保てます。適切な温度を維持するため、冷凍庫内はできるだけ安定した温度に保つことも重要です。さらに、購入した冷凍野菜を使いやすい分量に分けて保存することで、調理時の手間を省くことができます。
おいしさを引き出す冷凍野菜の調理のコツ
冷凍野菜のおいしさを最大限に引き出すためには、用途に合わせた調理方法を選ぶことが大切です。例えば、炒め物には冷凍野菜をそのまま使用することで、余分な水分を飛ばしつつ歯ごたえを残すことができます。また、煮込み料理では、冷凍野菜が持つ水分が自然とスープに溶け込むため、旨味を引き出す効果があります。冷凍野菜をあらかじめ軽く湯通ししておくと、さらに食感が良くなる場合もあります。
注意したい冷凍野菜の解凍方法のポイント
解凍方法によっては、冷凍野菜の味や食感が大きく変わることがあります。解凍する際は、常温で長時間放置するのではなく、調理の際に直接使用することをおすすめします。これにより、栄養価の損失や野菜がべたつくことを防ぐことができます。また、電子レンジで解凍する場合は、短時間で加熱しすぎないように注意し、少量ずつ様子を見ながら行うのが理想的です。
まとめ:冷凍野菜は食卓の頼れる味方!

冷凍野菜は種類が豊富なので、リーズナブル。長期保存ができるのでまとめ買いも便利です。
野菜高騰の今だからこそ、冷凍野菜と賢く付き合い、いろいろな組み合わせを試す良い機会です。
今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひいろいろな冷凍野菜料理を楽しんでください。