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新定番レシピ!味噌とヨーグルトのダブル発酵食品で美容と健康をチャージ

新定番レシピ!味噌とヨーグルトのダブル発酵食品で美容と健康をチャージ

みなさん、「腸活」に興味はありますか? 腸環境を整える腸活には発酵食品がおすすめというのは、今やもう常識となっていますね。

納豆、味噌、ヨーグルト、すぐき漬けやキムチなどのお漬物…等々。意識して食生活に取り入れている人は多いでしょう。でも中にはちょっと食べ飽きていたり、アレンジに悩んだりすることも…。

そんな時は、ヨーグルトと味噌、2つの発酵食品を組み合わせた「ヨーグルト味噌」を活用してみてはいかがでしょうか。

ヨーグルトと味噌には乳酸菌がたっぷり!

ヨーグルト味噌は、どちらも乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌は、腸内環境を整える効果と免疫力を高める働きがあり、健康にとても良いとされています。

さらに、発酵食品は元の食材よりも消化が良くなり、栄養素が吸収されやすいというメリットもあります。

そして何より、どちらも手に入りやすく美味しい食材なので、腸活レシピを始めるのに最適と言えます。

今回は、最近人気の「ヨーグルト味噌」を使った腸活に効果的なレシピをご紹介します。

腸環境を整えてくれる乳酸菌がたっぷり含まれていて、しかも簡単なのに目先が変わって美味しいと評判です。

簡単!基本の「野菜のヨーグルト味噌漬け」

野菜のヨーグルト味噌漬け

まずは、野菜のヨーグルト味噌漬けの作り方をご紹介します。以下の材料と手順に従って作ってみましょう。

【材料】

  • ヨーグルト:100g
  • 味噌:50g
  • 野菜(キュウリや大根など):適量

【作り方】

  • 1. ヨーグルトをボウルに入れ、味噌を加えてよく混ぜる。
  • 2. 野菜は洗って水気を拭き取っておく
  • 3.適当な大きさに切り、ヨーグルト味噌に漬け込む。
  • 4. 冷蔵庫で数時間から一晩漬け込んで完成。

ヨーグルトは加糖タイプやフルーツヨーグルトは避けて、プレーンタイプのものを使って下さい。

野菜から水気が出るので、お好みでヨーグルトを事前に水切りしておくのも良いでしょう。

もっと気軽に作るなら、ポリ袋にヨーグルトと味噌を入れて混ぜ合わせてから、野菜を入れて袋の上から揉むという方法もあります。

ヨーグルト味噌に「香味」プラスで味も美容効果もアップ

ヨーグルト味噌にもう一ひねり、香味をプラスするとよりおいしくなり、美容効果もアップします。

例えば、にんにくやしょうがを加えることで、抗酸化作用や血行促進効果が期待されます
また、ネギやシソなどのハーブ類も、ビタミンが豊富で美容に良いとされています。

色々な香味をプラスして自分好みのヨーグルト味噌漬けを見つければ、より健康的に楽しめそうですね。

ヨーグルト味噌漬けはぬか漬けより簡単!

乳酸菌が摂れるお漬物の代表である「ぬか漬け」は、ぬか床のお手入れが少し面倒で、手間がかかることがあります。しかし、ヨーグルト味噌漬けは、味噌とヨーグルトを混ぜて野菜に塗るだけで作れるため、とても簡単です。

保存に気を配らなければならないぬか床と違い、つどつど気軽に作れるのもありがたいところ。
味や栄養面でも優れているため、ヨーグルト味噌漬けはぬか漬けに代わる新しい漬物として、ぜひ試してみてください。

肉料理もヨーグルト味噌で柔らかく美味しくなる

豚ロースのヨーグルト味噌漬け焼き

ヨーグルト味噌を使って、肉料理の下味を付けるのもおすすめです。
豚ロースのヨーグルト味噌漬け焼きを例に簡単なレシピをご紹介します。

【材料】

  • ヨーグルト味噌(ヨーグルトと味噌を2:1で合わせる)
  • 豚肩ロース(生姜焼き用など、厚さはお好みで)

【作り方】

  • 1.ヨーグルト味噌をポリ袋に入れる。
  • 2.お肉を入れて軽く揉む
  • 3.1時間くらい置いてから、油を引いたフライパンで焼く

普通の味噌漬け肉よりも焼き上がりが柔らかくなります。お味噌のしょっぱさを抑えて、うまみが引き出されます

またお肉をヨーグルトに付けて柔らかくするテクニックは、カレーやタンドリーチキンなどのインド料理でもポピュラーです。

野菜漬けに使ったヨーグルト味噌を再利用する方法もあります。

味噌漬けよりも作りやすいお魚のヨーグルト味噌焼き

お魚のヨーグルト味噌焼き

西京焼きなどお魚の味噌漬け焼きは、漬け時間が長すぎるとしょっぱくなったり、焼くときにも焦げやすく、実は意外に面倒なメニューです。

そういう時はヨーグルト味噌を使ってお魚を味噌漬け焼きにすると、味噌単体で漬け込むよりも塩気が抑えられて手軽です。

【材料】

  • ヨーグルト味噌(ヨーグルトと味噌を2:1で合わせる
  • お魚の切り身(鮭、鰤などお好みで)

【作り方】

  • 1.魚の切り身にヨーグルト味噌を薄く塗りつける
  • 2.冷蔵庫で1時間〜一晩漬け込む
  • 3.ヨーグルト味噌を拭き取って、魚焼きグリル等で焼く

グリルで焼くときには、焦げやすいのでヨーグルト味噌を拭き取っておきましょう。

漬物だけでなく調味料にもなるヨーグルト味噌

ヨーグルト味噌は漬け床としてだけでなく、調味料としてもオススメです。

味噌を使う料理をヨーグルト味噌で置き換えるだけで、爽やかな酸味とうまみが加わって、ひと味しゃれた一品となります。

例えば、炒め物に使ってみたり、グラタンのホワイトソースに足してみたり…。

他にもごま油と合わせてドレッシングにしたり、スープやシチュー、カレーなどの隠し味に使うのも美味しいです。

発酵×発酵!ヨーグルト味噌の効果と注意点

ヨーグルト味噌漬けは、発酵食品同士の組み合わせで栄養価が高く、腸内環境を整える効果が期待できます。

しかし、注意点もあります。ヨーグルトと合わせると塩気が気にならなくなりがちですが、味噌は塩分が多いので、摂りすぎには用心が必要です。

味噌やヨーグルトの賞味期限も確認しておくことも重要です。

漬け床を繰り返し使うと、野菜から出た水で傷みやすくなることもあります。

漬物に使った後のヨーグルト味噌を再利用する場合、野菜→肉または魚の順で再利用するのは良いですが、逆はいけません。また、肉や魚はしっかり加熱しましょう。

ヨーグルト味噌漬けで腸もお肌も健康に

ヨーグルト味噌漬けは、腸内環境を整える効果があり、お肌の健康にも期待できます。

ヨーグルトの乳酸菌が腸内善玉菌を増やし、腸内フローラが整います。また、味噌の食物繊維には、腸の働きを活発化する効果があります。

腸内環境が整うことで、肌荒れやニキビの予防にも繋がります。さらに、発酵食品にはエイジングケア効果も期待できると言われています。

発酵食品でダイエット効果も期待できる?

発酵食品に限らず「これを食べるだけでダイエット効果がある」という食品はないと思った方が良いでしょう。
ただ発酵食品には、乳酸菌や善玉菌の働きにより腸内環境を整える効果があるので、積極的に摂ることにより消化・吸収が良くなる効果は期待できます。

ヨーグルトを摂取することで、腸内の善玉菌が増え、便秘解消や新陳代謝のアップにつながることはよく知られています。

また、発酵食品に含まれる酵素が代謝を促進し、老廃物の排出を促すことも知られています。

まとめ:ヨーグルト味噌で毎日の腸活をサポート

ヨーグルト味噌で毎日の腸活をサポート

ヨーグルト味噌を毎日の食事に取り入れることで、手軽に腸活を始めることができます。

日本の伝統的な発酵食品である味噌と、海外から入って今やおなじみになったヨーグルトの意外な相性の良さは、一度試してみるとわかります。

ヨーグルト味噌を気軽に楽しみながら、毎日の食生活を工夫してみましょう!

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