「ここのシミがなくなれば、若々しい印象になれるのに…」と感じたことはありませんか?
顔にできてしまったシミって、鏡をみる度に気になってしまいますよね。
今回の記事では、シミの種類や原因について、詳しく解説いたします。
効果的なシミ対策もあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【この記事でわかること】
- シミの種類や原因
- シミ予防やできてしまったシミへの対処法
シミの種類と原因を詳しく解説
シミには、大きく分けると5つの種類があります。
- 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
- 肝斑(かんぱん)
- そばかす
- 色素沈着(しきそちんちゃく)
- 対称性真皮メラノサイトーシス
なかでも老人性色素斑と肝斑は、女性のシミ悩みの9割以上を占めるといわれています。
それぞれできやすい箇所や原因が違うので、ひとつずつ詳しく解説いたします。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
一般的にシミとよばれているものです。
紫外線が原因で、年齢を重ねるごとに濃くなっていくケースが多くみられます。
肌は紫外線ダメージを受けると、皮膚を守ろうとしてメラニン色素を生成します。
若いうちはターンオーバーによって、メラニンが排出されます。
しかし加齢によって肌の新陳代謝が下がると、メラニンが蓄積されシミとなってしまうのです。
老人性色素班は、頬や手の甲など紫外線にあたりやすい箇所にできるのが特徴です。
肝斑(かんぱん)
肝斑は頬上部に左右対称にできる、もやっとしたシミのことをいいます。
女性ホルモンのバランスが乱れることによって、メラニン色素をつくりだすメラノサイトが刺激されることが原因とされています。
しかし、いまのところはっきりとした原因は解明されていません。
肝斑は女性ホルモンのバランスが乱れやすい更年期や妊娠中、ピル服用中にできやすくなります。
そばかす
鼻から頬にかけてできる、ちいさくて細かなシミをそばかすといいます。
そばかすは遺伝的な要因で発生するケースがほとんどです。
しかし紫外線ダメージを受けると、そばかすが濃くなってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
そばかすは顔以外にも、背中や腕など体にできることもあります。
色素沈着(しきそちんちゃく)
色素沈着は、肌がなんらかの刺激を受けたことによって、メラニン色素が生成されシミとなったケースです。
ニキビや肌荒れしたあとなど、肌がダメージを受けたあとにできるのが特徴です。
対称性真皮メラノサイトーシス
対称性真皮メラノサイトーシスは「Acquired Dermal Melanocytosis」を略して、ADMとも呼ばれています。
ADMは通常はシミが存在しないような、深いところにシミができます。
肝斑やそばかすと間違われやすいシミです。
シミ対策をご紹介
シミには5つの種類があり、いずれの場合も過剰生成されたメラニン色素が原因であることが分かりました。
続いては、シミの予防方法やできてしまったシミへの対処法について、ご紹介いたします。
シミを予防するなら徹底した紫外線対策を
シミとなる原因のほとんどは紫外線です。
シミを予防するなら、紫外線対策を徹底するようにしてください。
日焼け止めはもちろん、日傘など紫外線対策グッズも活用して、肌を守りましょう。
美白効果の高いスキンケアでのお手入れ
肌の外側からのシミ対策として、美白効果の高いスキンケアアイテムを取り入れてみましょう。
メラニン色素を排出するために、肌のターンオーバーを整えてくれるようなケアアイテムもおすすめです。
下記に美白の有効成分について、簡単にまとめました。
- ビタミンC:メラニン色素を還元化し、淡色にしてくれる。
- アルブチン:過剰なメラニン色素の生成を阻害してくれる。
- トラネキサム酸:メラノサイトが活発に働くのを鎮静させてくれる。
継続的なお手入れで、シミに対してじわじわと効果を発揮します。
サプリメントで内側から美白ケア
美白ケアは肌の外からはもちろん、身体の内側からのケアも重要となります。
シミ対策に有効な栄養素をご紹介します。
- ビタミンC:メラニン色素の生成を抑制し、メラニン色素の還元化でシミを薄くしてくれる。
- ビタミンA:肌のターンオーバーを促進し、メラニン色素の排出を促してくれる。
- ビタミンE:血行を促進し肌のターンオーバーを整えながら、メラニン色素を排出してくれる。
ビタミンは食事からも摂取できますが、効率よく必要な栄養素だけを補うならサプリメントがおすすめです。
まとめ:シミ対策は内側からのケアが大切
今回の記事では、シミの種類や原因、効果的な対策についてご紹介いたしました。
では、シミ対策についておさらいです。
- シミの原因となる紫外線は徹底的に予防する。
- 美白の有効成分が入った化粧品でスキンケアする。
- サプリメントなどで美白効果の高い成分を摂取し内側からもアプローチを。
シミに対して効果的にアプローチしていくなら、スキンケアと同時に、内側からのケアも取り入れることをおすすめします。