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知ってる?青汁の種類と健康効果

知ってる?青汁の種類と健康効果

青汁とは、野菜や海藻などの緑色の植物を乾燥させて粉末や液体にしたものです。

青汁には健康美容に良いとされる栄養素が豊富に含まれており、野菜不足や食生活の乱れを補うために飲まれています。また、青汁にはさまざまな種類があり、それぞれに効果特徴が異なります。

ここでは、代表的な青汁の元となる原料とその効果の違いについて紹介し、青汁を選ぶポイントも解説します。

青汁の種類と効果の違い

大麦若葉

大麦若葉

大麦若葉は、大麦の若い葉のことです。

大麦若葉には、ビタミンミネラル食物繊維などが豊富に含まれており、免疫力や代謝を高める効果が期待できます。また、「クロロフィル」という緑色の色素が多く含まれており、血液を浄化し、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果もあります。

大麦若葉は、味のクセが強くなく、飲みやすいという特徴もあります。

  • のみやすさ:★★★
  • コストパフォーマンス💰:★★★(安い)
  • 注目度:★☆☆

ケール

ケール

ケール

ケールは、キャベツの一種です。

ケールには、カルシウム鉄分ビタミンKなどが豊富に含まれており、骨や歯の健康を保つ効果が期待できます。また、β-カロテンビタミンCなどの抗酸化物質も多く含まれており、老化防止や美肌効果もあります。

ケールは、味が苦くて飲みにくいというイメージがありますが、最近では甘味料やフルーツなどを加えたものもあります。

  • のみやすさ:★☆☆
  • コストパフォーマンス💰:★★☆
  • 注目度:★★☆

明日葉

明日葉

明日葉とは、セリ科のシシウド属の多年草です。

「葉が摘まれても明日にはまた新しい芽が出る」と言われるほど強い生命力繁殖力があります。主な産地としては八丈島が有名です。

明日葉にはビタミンC、ミネラル、食物繊維のほか、補酵素である葉酸も含まれています。また、茎・葉には明日葉にしか含まれていないポリフェノールの一種「カルコン」や、セリ科の植物の特長である「クマリン」が含まれています。

明日葉を使った青汁は比較的飲みやすいのが特長であり、お腹の調子をととのえ、デトックスや美肌効果などが期待できるます。

  • のみやすさ:★★★
  • コストパフォーマンス💰:★☆☆
  • 注目度:★★★

スピルリナ

スピルリナ

スピルリナとは、淡水に生息する微細藻類の一種です。

高タンパク質であり、ビタミンミネラルカロテノイドなども豊富に含んでいます。

スピルリナは、免疫力や代謝を高める効果が期待できます。また、デトックス美肌効果もあります。

スピルリナは、独特の香りや味があるので、好みが分かれるかもしれません。

  • のみやすさ:★★☆
  • コストパフォーマンス💰:★☆☆
  • 注目度:★★☆

モリンガ

モリンガ

モリンガとは、インド原産の植物で、別名「奇跡の木」と呼ばれています。

葉や種子には、ビタミンミネラルアミノ酸などが豊富に含まれています。

モリンガは、栄養補給や疲労回復、血糖値や血圧の調整などの効果が期待できます。また、抗酸化作用抗炎症作用もあります。

モリンガは、比較的苦みが少なく飲みやすいですが木のような特有の香りがします。

  • のみやすさ:★★☆
  • コストパフォーマンス💰:★★☆
  • 注目度:★★☆

青汁の選び方のポイント

青汁を選ぶときには、以下の4つのポイントに注意しましょう。

1.目的に合わせた原料を選ぶ

青汁には、大麦若葉やケール、明日葉など、さまざまな原料が使われています。

それぞれに含まれる栄養素や効果が異なるので、自分の目的に合わせて原料を選ぶことが大切です。

例えば、便秘やダイエットには食物繊維が豊富な大麦若葉や明日葉がおすすめです。

美肌やアンチエイジングにはビタミンCやカロテノイドが多く含まれるケールやモリンガがおすすめです。

免疫力や疲労回復にはビタミンB群や鉄分が豊富なケールがおすすめです。

2.形状タイプはライフスタイルに合わせて選ぶ

粉末タイプの青汁

青汁には、粉末タイプ錠剤タイプ液体タイプなど、さまざまな形状タイプがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。

例えば、粉末タイプは水や牛乳などで溶かして飲む必要がありますが、量や濃度を調節できるし、味も変えられるので飽きにくいです。

錠剤タイプ水だけで飲めるし、持ち運びも便利ですが、喉に詰まりやすく、一度にたくさん飲まなければならないこともあります。

液体タイプそのまま飲めますし、吸収も早いですが、保存期間が短く、価格も高めです。

3.添加物や保存料の有無にも注意する

青汁には、100%原料を使用したものもあれば、添加物保存料が入っているものもあります。

添加物や保存料は、味や色や香りを良くしたり、品質を保ったりするために使われますが、過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。特に敏感肌やアレルギー体質の方は注意が必要です。

添加物や保存料の有無は、商品の成分表や表示をよく確認することで判断できます。できるだけ無添加の青汁を選ぶことがおすすめです。

4.味、飲みやすさ、価格による続けやすさも大事

青汁の効果を実感するためには、毎日続けて飲むことが必要です。そのため、味や飲みやすさは重要な要素です。

青汁には、はちみつやフルーツなどを加えたものや、水だけでなく牛乳や豆乳などで割って飲めるものなどがあります。自分の好みに合ったものを選ぶことで、毎日飲みやすくなります。

また、価格も続けやすさに影響します。青汁は一般的に1杯あたり数十円から数百円程度ですが、毎日飲むとなるとそれなりの負担になりますので予算に合わせて選ぶことも大切です。

まとめ:自分に合った青汁を選んで健康的な生活を!

自分に合った青汁を選ぼう

以上、青汁の選び方のポイントをご紹介しました。

青汁は健康的な生活をサポートする優れた飲み物ですが、自分に合ったものを選ぶことが重要です。ぜひ参考にしてみてください。

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