「しわのない、若々しくてハリのある肌をキープしたい」と思ったことはありませんか。
エイジングサインとしてあらわれるしわは、老けたイメージを与えてしまうので、なるべく予防したいですよね。
今回の記事では、しわの種類や原因について、詳しく解説いたします。
なお、しわに効果的なセルフケアも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
- しわの種類と原因について
- しわ対策の紹介
あなたのしわはどのタイプ? しわの種類と原因
しわには大きくわけて4つの種類があります。
- ちりめんじわ
- 表情じわ
- 真皮じわ
- たるみじわ
それぞれの原因やできやすい箇所について、詳しく説明いたします。
ちりめんじわ
ちりめんじわは年齢に関係なくできるので、若い人でも悩まされているケースもみられます。
目尻など皮膚の薄いところにできやすいのが特徴です。
ちりめんじわの原因は、肌の乾燥によるもの。
肌のいちばん外側にある表皮の水分が不足することで、肌が柔らかさを失い、細かいしわになってしまいます。
表情じわ
表情じわとは、顔の表情筋に沿ってできます。
なので笑ったり怒ったりなど、表情をつくったときにできます。
目元や眉間、口元など、よく動くところにできやすいのが特徴です。
真顔の状態でもしわが残っている場合は、真皮性の深いしわになっていることが多く、改善するのは難しいでしょう。
真皮じわ
真皮じわとは、真皮性の深いしわのことをいいます。
肌の真皮層とは、コラーゲンやエラスチンが弾力を保っている層になります。
表皮性のしわが何らかの原因で、真皮層まで皮膚が陥没してしまい、深いしわになってしまうのです。
表情じわやちりめんじわも、最初のうちは表皮性のしわですが、蓄積されると真皮じわになってしまう可能性があるので注意が必要です。
たるみじわ
たるみじわとは、老化によるたるみが原因でできるしわのことをいいます。
目の下や口元にできやすいのが特徴です。
また多くの人が悩んでいるほうれい線も、たるみによってより濃く深くなります。
これ以上深くしない!効果的なしわ対策
しわには表皮性の浅いしわと、真皮から皮膚が落ち込む深いしわがあることが分かりました。
つづいては効果的なしわ対策や、予防方法についてご紹介いたします。
しわの原因になる紫外線対策
紫外線は実はシミだけでなく、しわの原因ともなります。
紫外線は肌へダメージを与えるため、肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンにも影響します。
紫外線ダメージが蓄積することで、コラーゲンやエラスチンをもろくし、真皮性の深いシワの原因となるのです。 シミ対策だけでなく、将来のしわ予防のためにも、紫外線対策はしっかり行いましょう。
しわに効果のあるスキンケア
肌の外からのケアとして、しわ予防に効果のある化粧品でのスキンケアもおすすめです。
下記にしわに効果のあるとされている成分についてまとめてみました。
- ニールワン:日本ではじめてしわ改善効果が認められた成分。
- レチノール:ビタミンAの一種で、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進。
- ナイアシンアミド:ビタミンBの一種で、コラーゲンの生成を促進。
表情筋を鍛える
たるみじわは表情筋を鍛えることで、しわ対策が可能です。
たとえば目元や頬のたるみじわは、筋肉が衰えてたるむことで、表面の皮膚も一緒にたるんでしまい、深いしわの原因となっています。
ここで、簡単に表情筋を鍛えられるエクササイズをご紹介いたします。
- 顔のたるみ改善には「あいうえお体操」がおすすめです。
- 口を大きく動かしながら「あいうえお」と発声します。
- 各音5秒キープで5セットほど行いましょう。
ストレスを溜めこまないように過ごす
表情じわは、表情筋に沿ってできますよね。
たとえば眉間にしわが寄った状態が続くと、深いしわができてしまい、真顔でいるのに怒っているようにみえてしまいます。
このように顔の一部を緊張させた状態が続くと、表情筋に沿って深いしわができてしまうので注意しましょう。
保湿する
ちりめんじわは乾燥じわとも呼ばれ、肌の水分が失われることで、しわが生じやすくなります。
ちりめんじわなど表皮性の細かいしわは、たっぷり保湿することで防げます。
ヒアルロン酸など保湿成分がたくさん配合されている化粧水で、肌をうるおいで満たしてあげましょう。
週2~3回ほど、スペシャルケアとしてローションパックをするのもおすすめです。
まとめ:正しいしわ対策で若々しさをキープ!
今回の記事では、しわの種類と原因について、ご紹介いたしました。
最後に、しわのセルフケアのポイントについておさらいです。
- コラーゲンやエラスチンを劣化させる紫外線は、徹底的に回避する。
- 表情筋を鍛えてたるみじわを予防する。
- ちりめんじわは肌にうるおいを与えて、乾燥から守ることで防ぐ。
なお真皮性の深いしわになってしまうと、スキンケアだけでは改善が難しくなってしまいます。
表情筋の使い方に注意したり、顔のエクササイズを取り入れることで若々しさをキープしましょう。