「タイパ」と集中力に効く！ポモドーロテクニック

現代社会において、集中力を維持し、効率的にタスクをこなすことは、仕事や学習において非常に重要です。

特に、タイパ（タイムパフォーマンス）が重視される現代において、短時間で成果を出すためのテクニックは必須と言えるでしょう。

とはいえ、あまりタイパにこだわるあまりストレスが増えてしまっては困りもの。今回は集中力を保ちながらストレスなく「タイパ」を維持できると噂の「ポモドーロテクニック」についてご紹介します。

ポモドーロテクニックとは？

ポモドーロテクニックは、1980年代にイタリアのフランチェスコ・シリロ氏によって考案された時間管理術です。

ポモドーロとはイタリア語でトマトのこと。と言ってもトマトそのものを使う方法ではなく、イタリアを含む欧米でよく見かける「トマト型をしたキッチンタイマー」を使って短時間の集中と休憩を繰り返して行う時間管理術を指しています。

キッチンタイマーで計れるような短い時間を計測することで、集中力と効率を維持するという方法です。

ポモドーロテクニックの具体的な方法

まず、わざわざトマト型の「ポモドーロタイマー」を揃える必要はありません。普段使っているキッチンタイマーで充分です。また、スマートフォンのタイマーを使うのも良いでしょう。あらかじめ複数回のタイマーを予定したセッティングする機能もついています。スマホアプリの中には、ポモドーロテクニック用に作られたタイマーもあります。

タスクを選ぶ: 集中して取り組むタスクを1つ選びます。
タイマーをセット: 25分にタイマーをセットします。
集中して作業: タイマーが鳴るまで、タスクに集中して取り組みます。
休憩: タイマーが鳴ったら、5分間の休憩を取ります。
繰り返す: 作業と休憩を4回繰り返します。
長い休憩: 4回繰り返したら、20〜30分の長い休憩を取ります。