梅雨の季節になると、頭痛やめまい、だるさなど、体調不良を感じやすいという声をよく聞きます。
実際に、気象の変化が自律神経に影響を与えることで、「体調を崩す」というのはよくある話です。
そこで今回は、梅雨時期の体調不良の原因とケア方法について解説します。
梅雨に体調を崩しやすくなるのはなぜ?

梅雨時期は気圧の変動、湿度の上昇、気温差などが重なり、自律神経が乱れやすくなります。
特に、血行不良や呼吸の浅さが引き金となり、頭痛や倦怠感、めまいを引き起こすことがあります。
また、湿気が高いため、体内に余分な水分が溜まりやすく、だるさやむくみを感じやすい時期でもあります。
梅雨時期の体調ケアは「血の巡り」がポイント

梅雨時期のケアは「血の巡りを良くすること」がポイントです。
以下の方法は、日常生活の中で手軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
- ストレッチ・マッサージ
- 腹式呼吸
- 入浴
- 漢方
リラックス状態で身体をほぐしながら、自律神経を整えましょう。
痛み止めは最後の手段
梅雨時期の頭痛を止める手段として、つい痛み止めに頼ってしまいがちです。
しかし、痛み止めは一時的な対処でしかありません。
繰り返す痛みや不調は、体のサインとして受け止め、根本原因に目を向けることが大切です。
雨で気分が落ち込みやすいときは2つの方法でリラックス

梅雨の長雨は、気分が沈みがちにもなります。
そんなときにおすすめなのが、「呼吸」と「笑顔」です。
呼吸は、深い呼吸で腹式を意識してください。
副交感神経を優位にし、心拍を落ち着かせてリラックスできます。
また、個人的には「斜め45度を向いての笑顔」がおすすめです。
笑顔は心理的にも物理的にも脳に良い刺激を与えます。
無理に笑顔をつくることで、憂うつな気持ちが晴れていくので、一度試してみてください。
梅雨時期に試してほしいアーシング

アーシングとは、自然に触れることで体内に蓄積された静電気を放電させる方法です。
昨今注目されている健康法で、アーシングの専門店なども増えています。
やり方は簡単で、土や木に触れるだけです。
それだけで身体が軽くなったり精神が安定したりするので、「湿気が多くてちょっとけだるいな」と思ったら、近くにある自然に触れてみてください。
自分に合った方法で梅雨の不調を乗り切りましょう

梅雨の不調は「我慢」や「薬」で乗り切るものではありません。
大切なのは、自分の体が発しているサインに気づき、血流・呼吸・生活習慣など、根本から整える意識を持つことです。
今回紹介したケアを少しずつ取り入れて、梅雨でも心地よく過ごせる体づくりをしてみましょう。