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罪悪感ナシのスイーツでストレスなくダイエット

罪悪感ナシのスイーツでストレスなくダイエット

年末年始に食べ過ぎてしまったからダイエットしよう!と決意している人も多いのではないでしょうか?
痩せたいから甘い物は厳禁…とデザートやおやつを我慢している人のために、今回はダイエット時にも安心して食べられる「ギルトフリースイーツ(罪悪感無く食べられるスイーツ)」についてご紹介します。

ダイエットの時は甘い物は厳禁って本当?

ここ数年は低糖質ダイエットが流行しています。
「甘い物・スイーツ」と聞いて思い浮かぶものは人それぞれだと思いますが、ダイエットを意識した時はどうしても、「避けなくてはならないもの」と考えがちですよね。

ところが、もし無理にスイーツや甘い物をガマンすることで、逆に太りやすい状態になるとしたら、どうでしょうか。

ダイエットの敵? ストレスホルモン「コルチゾール」

今までのダイエットでは甘い物は避けるべきで、「いかに食べないか」に重きが置かれていました。
しかし最近では、ダイエットのストレスが逆にダイエットを妨げる負荷になっているという説もあります。

身体のバランスを整えるホルモンの一種「コルチゾール」は、別名ストレスホルモンと言われています。
コルチゾールは、ストレスに反応して活性化し分泌量が増えるため、心理的および身体的ストレスをはかる指標の一つです。

ストレス過多のダイエットで痩せにくい身体に?

人間はストレスに敏感なため、日常的にコルチゾールの増減は起きています。
ダイエット期間が長期に渡り、ストレスを抱えた身体がコルチゾールを分泌し続けると、その結果、肥満をはじめとした生活習慣病や、不眠、うつ病などにも罹患しやすくなると言われています。

甘い物を避けるだけでなくストレスコントロールを!

ダイエットを上手に続けて効果を出すためには、甘い物を避けるばかりでなく、いかにストレスを感じないように過ごせるか、が重要になってくるという訳ですね。

ダイエット時にも安心して食べられる「ギルトフリースイーツ」とは?

糖質オフダイエットなどの流行にともない、最近ではダイエット時に食べることのできるスイーツも増えてきました。

糖質に限らず、体に悪影響を与えたり、太る原因になるであろう、と考えられる食材や調味料を制限して作られたスイーツを「ギルトフリースイーツ」と呼び、文字通り「後ろめたさ」や「罪悪感」を抱くことなく食べられるよう、様々な工夫がなされています。

具体的に、どんなスイーツが「ギルトフリースイーツ」と言われているか、ご紹介します。

低糖質スイーツ

糖質の多い小麦粉をおから粉やアーモンドパウダーに置き換えたスイーツです。
甘みは、お砂糖の代わりにラカントフラクトオリゴ糖を使ったり、果物の甘みを活かしたものが多いです。

小麦粉は炭水化物で、100gあたり約73gの糖質を含んでいます。一般的にスイーツに使われるグラニュー糖も同じ炭水化物で、100gあたり100gの糖質を含んでいます。

小麦粉を多く使うパウンドケーキやスポンジ生地には、糖質の少ないおから粉やアーモンドパウダーを代用するレシピがあります。

生クリームに使うグラニュー糖を、別の甘みに置き換える方法も効果的です。
エリストールという血糖値を上げない甘味料を主成分にしたラカントや、胃や小腸で分解されず大腸にいく難消化性のフラクトオリゴ糖など、体内に吸収されにくい性質を持つ糖がよく使われます。

高タンパクなスイーツ

高タンパクなスイーツ小麦粉を使う焼き菓子ではなく、プリンやチーズケーキ、ゼラチンを使うゼリーなどの高タンパクなスイーツもおすすめです。

タンパク質は動物性の食品に多く含まれています。プリンは牛乳や卵が主な原料です。チーズケーキもチーズやサワークリーム、ヨーグルトなどの乳製品が主原料です。
ただ、焼き菓子に比べれば糖質は低いのですが、脂質が多くなりがちなので注意が必要です。

また、ゼラチンは動物の皮や骨、腱などに含まれるコラーゲンからできています。ゼリーやグミなどで食べられます。

最近はタンパク質を強化したヨーグルトなども販売されているので、うまく活用したいものですね。

水溶性食物繊維:寒天など

寒天あんみつやところてんで使われる寒天は、テングサオゴノリという海藻が原料で、100gあたり約160kcal、実際には1食あたり2g程度の使用となるため非常に低カロリーです。

食物繊維が豊富で体内で膨らむため、満腹感を得られます。お湯と混ぜてから固めるだけで作れる粉末タイプの製品も多いので、空腹感が苦手な方は常備しておくのもおすすめです。

食物繊維が多い:オートミールなど

オートミール食物繊維が豊富で満腹感を得やすいオートミールは燕麦(エンバク)の加工品で、主に2種類あります。
ロールドオーツという押し麦タイプはシリアルやクッキーなどにしてその食感を、また砕いたクイックオーツやパウダータイプのものは小麦粉代わりに使用し、パンケーキなどに利用できます。

独特の風味がありますが、その味わいを活かしたグラノーラやシリアルバーなどのレシピも多いです。

果物そのものがメイン:ドライフルーツ

ドライフルーツ果物は乾燥させることによって糖度が高まり、旨味が凝縮されます。
果物には食物繊維やビタミン、ポリフェノールなどの抗酸化作用の強い色素も含まれ、また保存性も高いので、手軽に持ち運べる点も非常に魅力的です。

種類によっては砂糖漬けに加工してから乾燥させた製品もあリますので、購入時には表示を確認するようにしましょう。

低脂質な和菓子

低脂質な和菓子あんこや餅米が原料の和菓子は、洋菓子と比べると全体の糖質量は多めですが、低脂肪なものが多いのが特徴です。菓子一つのサイズも洋菓子に比べ小ぶりなので、総カロリーも抑えられるという利点があります。

糖質に含まれるブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源というのは有名ですが、実は筋肉にとっても摂取後に最も早くエネルギーとして使用することのできる栄養素です。
糖質が不足すると疲労感が出て、怪我を招く要因にもなり得るため、過度の制限は避けるようにしましょう。

糖質は筋肉に欠かせない栄養素なので、控えすぎると筋肉が付きにくくなります。筋肉が落ちれば代謝も低くなり、太りやすくなります。

そのため、脂質を避けて糖質を摂ることができる和菓子は、筋トレしながらダイエットしたい人にもオススメです。

まとめ:ギルトフリースイーツと仲良くして無理なくダイエットを続けよう

我慢ができずにスイーツを食べてしまった後の罪悪感や背徳感、そして意志の弱い自分にがっかりして、ダイエットの決心もうやむやに…。

そんな負のスパイラルに陥らないためにも、食べたくなったら迷わずギルトフリースイーツを選び、心と身体を満たしてください。

ダイエットは日常の積み重ねです。ギルトフリースイーツを選べた自分を褒めて、気持ちを軽くして、ストレスフリーなダイエットを継続していきましょう!

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